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クマネズミの駆除は難しい!効果的な退治方法と侵入させない対策

クマネズミの駆除は難しい!効果的な退治方法と侵入させない対策

クマネズミは駆除が難しいネズミだといわれています。そこには、クマネズミのもつ「警戒心が強い」という特徴が大きく関係しています。

粘着シートや罠、毒餌などをやみくもに設置しても、警戒したクマネズミはなかなか引っかかりません。クマネズミ駆除を成功させるためには、ネズミの生態を熟知したうえでそれに合わせた対策が必要不可欠なのです。

この記事では、クマネズミの生態にもとづいた駆除方法や、注意点について解説しています。ただし、時間や手間をかけて対策をおこなっても、思った効果が得られるとは限りません。

早く確実にクマネズミを駆除したいのであれば、プロに依頼することをおすすめします。

クマネズミの駆除は簡単じゃない!生態に合わせた対策が必須

ネズミ被害にあったときには、発生しているネズミがクマネズミかどうかを確認してください。

建物に出没するネズミ(家ネズミ)には、おもに「クマネズミ」「ドブネズミ」「ハツカネズミ」の3種類がいます。それぞれに異なる習性や特徴をもっており、有効な駆除方法にも違いがあるのです。

この章では、3種類のネズミの見分け方や、クマネズミの駆除が難しいとされる理由について解説していきます。

家ネズミの仲間「ドブネズミ」「ハツカネズミ」との違いは?

家ネズミの仲間「ドブネズミ」「ハツカネズミ」との違いは?

東京都福祉保健局が実施した調査では、平成13年度に保健所に相談のあった東京都内のネズミ被害のうち、もっとも多いのはクマネズミによるものです。ネズミの見た目やフンの特徴、被害にあった場所などから、生息しているのがクマネズミかどうかを確認しましょう。

見た目

クマネズミ ドブネズミ ハツカネズミ
背中の色 茶色っぽい 茶色っぽい 茶色っぽい
体長 15cm~20cm程度 20cm~25cm程度 5cm~10cm程度
しっぽ 体より長い 体より短い 体と同じくらいか短い
大きい 小さい 大きい

クマネズミもドブネズミもハツカネズミも茶色っぽい見た目をしているため、体の色だけで見分けるのは難しいでしょう。体長は、小型のハツカネズミとは区別がつくかもしれませんが、クマネズミとドブネズミは個体によっては大きさに違いがないこともあります。

特徴的なのは、しっぽです。クマネズミのしっぽは体より長く、ドブネズミのしっぽは体より短いです。また、ドブネズミは体に対して耳が小さいという点からも見分けられるかもしれません。

ただし、素早く動き回るネズミの特徴を細部まで観察することは難しいものです。ネズミの見た目で見分けられない場合や、ネズミが姿を見せない場合には、フンの特徴から判断してみてください。

フンの特徴

クマネズミ ドブネズミ ハツカネズミ
フンの大きさ 6mm~10mm程度 10mm~20mm程度 4mm~7mm程度
フンの形 長細い形で、散らばって落ちていることが多い。 太く丸みのある形で、まとまって落ちていることが多い。 両端がとがった形で、米粒のような小ささ。

クマネズミのフンは、1か所に固まらずに散らばっているという特徴があります。これは、クマネズミが移動しながらフンをするためです。

10mm弱の細長いフンがパラパラと落ちていたら、クマネズミのものである可能性が高いでしょう。

生息場所

クマネズミ ドブネズミ ハツカネズミ
好む環境 ・乾燥した場所
・高所
・湿った場所
・低所
・狭い場所
・自然に近い環境

クマネズミは高い場所を好み、電柱や壁を垂直に登ることができます。屋根裏にひそんでいるネズミは、クマネズミであることがほとんどです。

発生時期

ネズミの繁殖期は春と秋です。ただし、繁殖期以外でも一年中繁殖を繰り返すことができます。ビルのなかなどは一年を通して温度が一定に保たれているので、季節を問わずネズミ被害が発生してしまうのです。

とくに、クマネズミは寒さに弱いため、秋~冬の寒い時期に暖かい人家に逃げ込んでくることで被害が増える傾向にあります。

クマネズミは警戒心が強い

クマネズミは3種類の家ネズミのなかでも、とくに駆除が難しいネズミとして知られています。その一因となっているのが、警戒心の強さでしょう。

クマネズミは、とても臆病で慎重な性格をしています。少しでも異変を感じると身を隠してしまい、毒餌や罠にもなかなか引っかかってくれません。

そのため、市販のネズミ駆除グッズを使っても、思うような効果が得られないということが多いのです。

「スーパーラット」はさらに厄介!

警戒心の強さに加えて、「スーパーラット」と呼ばれる個体の出現がクマネズミの駆除をより難しいものにしています。

スーパーラットとは、ネズミ駆除剤に含まれる「ワルファリン」という成分に対して耐性をもったネズミです。スーパーラットのほとんどはクマネズミといわれていて、近年その数を増やしています。

毒餌や罠にかかりにくいうえに、薬剤も効かなかったらお手上げですよね。

「ラットサイン」でクマネズミの侵入口を見つけよう

警戒心の強いクマネズミの駆除を成功させるためには、クマネズミの通り道をねらって対策をおこなうことが大切です。

クマネズミの生息場所の特定方法や、侵入経路の見極め方について解説していきます。

「ラットサイン」とは

「ラットサイン」とは

ラットサイン」とは、ネズミがいた証拠となる痕跡のことです。以下のような箇所を見つけたら、そこにはクマネズミがひそんでいるかもしれません。

  • 黒っぽい汚れ
  • フンや尿
  • 足跡
  • かじられたあと

ネズミの体には、油やホコリなどの汚れが付着しています。ネズミが頻繁に通る場所には、こすれてできた汚れが黒い線のように残るのです。

クマネズミは移動しながら排泄するため、フンや尿の跡も通り道を見つける手掛かりになるでしょう。

そのほかに、汚れた足でつけられた足跡や、壁や柱などがかじられた跡もネズミがいる証拠となります。

クマネズミのラットサインは天井付近などの高所につけられることも多いため、注意深く探してみてください。

クマネズミの侵入口となりやすい場所

クマネズミの侵入経路として代表的なのは、以下のような場所です。

  • 通気口や換気扇
  • 壁のひび割れやすき間
  • エアコンのドレンホース
  • 雨どい
  • 開けっぱなしの窓

高い位置にある通気口やきちんと閉まらない換気扇は、クマネズミにとって格好の侵入口となるでしょう。壁のひび割れなどのちょっとした穴や、使っていないエアコンのドレンホース(排水ホース)からでも侵入することができます。

クマネズミは雨どいなどを伝って垂直に登ることも得意なため、上層階の開けっぱなしの窓から入られてしまうこともあるようです。

これらの場所の付近にラットサインを見つけたら、クマネズミの通り道である可能性が高いでしょう。

クマネズミ駆除の方法3種!効果を高めるポイントとは?

一般的なクマネズミ駆除の方法は以下の3種類です。

  • 粘着シートや罠で捕まえる
  • 毒餌を食べさせる
  • 忌避グッズで追い出す

駆除を成功させるためのコツや注意点についても確認していきましょう。

粘着シートや罠は設置場所が大事

粘着シートや罠は設置場所が大事

ねずみ捕りの粘着シートなどは、ラットサインがある場所に仕掛けてください。クマネズミの通り道に仕掛けることで、捕獲の確率を上げられるでしょう。ラットサインが見つけられないという場合には、クマネズミが好む高所に仕掛けてみてください。

粘着シートは、通路にすき間なく敷き詰めるというのもポイントです。すき間があると、よけて通られてしまいます。

また、餌でおびき寄せて捕まえるような罠は、クマネズミの警戒が解けて引っかかるまでに1週間以上かかるでしょう。

粘着シートも罠も、適切に設置して根気強く待つことが大切です。そして、捕獲に成功したあとには、捕らえたクマネズミの処理もおこなわなければなりません。生き物を殺して処分することに抵抗があるという方は、業者に依頼したほうがよいでしょう。

クマネズミに毒餌を食べさせるコツ

クマネズミの駆除には、クマネズミの好物に薬剤を混ぜ込んだ毒餌を食べさせるという方法もよく使われます。ただし、やはり警戒心の強いクマネズミはなかなか毒餌に食いつきません。

そこで、まずは薬剤を混ぜ込んでいない餌を与えるのです。餌を食べるようになり、警戒心が解けた頃合いを見計らって毒餌に切り替えましょう。

毒餌を使う駆除方法も、やはり根気が必要です。また、毒餌を食べたクマネズミが、屋根裏や壁のなかなどの見えない場所で息絶えてしまうことがあります。死骸を放置しておくと異臭や建材の腐食の原因となるため、処理する自信がない方はプロに任せることをおすすめします。

においや音で退治!忌避グッズの効果は?

クマネズミの苦手なにおいや音を使って追い払う忌避グッズも多く市販されています。ハーブを配合したスプレーや置き型の忌避剤、超音波撃退器などがその例です。

においを使って追い払う場合には、侵入経路や通り道、生息場所全体に対策を施すようにしましょう。また、においの効き目がなくなる前に、こまめにスプレーや忌避剤の設置をしなおすことが大切です。

超音波を使った退治方法は、クマネズミが音に慣れてしまうことがあるのが難点です。ランダムに周波数を切り替えられる商品を使ったり、においを利用した忌避グッズと併用したりするとよいでしょう。

忌避グッズでは退治しきれずにクマネズミに住みつかれてしまった場合には、罠や毒餌を使って駆除する必要があります。

駆除後は予防対策もおこなおう

クマネズミの駆除に成功したら、ふたたび住みつかれないように予防の対策もおこなってください。

クマネズミの嫌いなにおいや音を利用して追い払う方法のほかに、侵入口となりうる箇所をふさいでしまうというのも有効な対策です。通気口には金網を設置し、壁のひび割れはパテや金属製のたわしでふさいでおきましょう。

そして、クマネズミを引き寄せてしまわないように、餌となるものを置かないというのも重要な予防策です。

放置は危険!クマネズミがもたらす被害

もしもクマネズミに住みつかれてしまったら、早めに駆除することをおすすめします。発生したクマネズミを放置すると、建物にも人体にもさまざまな被害をもたらしてしまうのです。

食べ物や建物への被害

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クマネズミは雑食です。とくに穀物や果実を好み、備蓄してあるお米などが食べられてしまう被害も多く発生しています。

また、クマネズミは鋭い歯で柱や壁、家具など、なんでもかじってしまいます。電気コードやガス管をかじることもあり、停電や火災、爆発事故を引き起こすおそれもあるのです。

衛生的な被害

クマネズミはさまざまな病原菌やウイルスをもっています。クマネズミに直接かまれることはもちろん、乾燥して空気中に舞ったフンを吸い込むことでも病気に感染してしまうかもしれません。クマネズミに寄生するダニもまた感染症を媒介し、アレルギーの原因にもなります。

さらに、屋根裏を走り回る音やフン尿の悪臭によるストレスも、人体への影響が大きい深刻な被害です。

クマネズミが発生してしまったら、被害が広がる前に駆除するようにしましょう。

クマネズミを確実に駆除したいならプロに任せよう

クマネズミの駆除を確実に、衛生的におこないたいのであれば、プロのネズミ駆除業者に任せるのが一番です。

クマネズミは警戒心が強く、駆除が難しいネズミです。市販の罠や毒餌を使っても、なかなか効果が得られないまま被害が拡大してしまうこともあるでしょう。クマネズミの駆除は、生態をよく理解したうえで、適切な対策をおこなわなければなりません。また、駆除後には死骸の処理をする必要もあります。

その点、プロであればクマネズミの侵入経路を特定し、的確に対策を施すことができます。さらには死骸やフンの処理、消毒に再発の予防まで、すべて請け負ってもらえるのです。クマネズミの被害にお困りなら、プロに相談することをおすすめします。

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