ハツカネズミの駆除は早めが肝心!効果的な対策方法と予防策を解説
ハツカネズミを家のなかで見つけたときは、なるべく早く駆除することをおすすめします。なぜなら、ハツカネズミは繁殖力が高くてすぐに数が増えるネズミの種類だからです。対処が遅れてしまうと、駆除の手間や費用が多くかかってしまうでしょう。
この記事ではハツカネズミの駆除方法について解説。また、駆除成功後にしておきたい予防策も紹介しています。参考にして、ハツカネズミを寄せつけない家にしましょう。
駆除の前に知りたいハツカネズミの知識
さっそくハツカネズミの駆除方法を紹介といきたいところですが、その前にハツカネズミについてよく知っておくとよいでしょう。人の住宅に侵入してくるネズミにはほかにクマネズミやドブネズミがいますが、ハツカネズミの特徴や習性、考えられる被害を知っておくことで、ハツカネズミ対策が立てやすくなります。
ハツカネズミの特徴
ハツカネズミは体長6~9cm、体重10~20gで、クマネズミやドブネズミに比べて小さいネズミです。体の大きさを見れば簡単に見分けをつけることができますが、別種類の赤ちゃんネズミの可能性もあるので、判別する際は「耳」を見てみましょう。ハツカネズミは大きく開いた特徴的な耳をもっています。
また、ハツカネズミの性格は人懐っこいほうで、さらに好奇心が旺盛で警戒心もあまりありません。そのため、警戒心が強いクマネズミや性格が荒いドブネズミよりも駆除の難易度は簡単なほうであるとされています。しかし、繁殖能力が高いので油断せずに早く駆除することが大切です。
ハツカネズミの被害
ハツカネズミは体が小さくてかわいい見た目をしていますが、さまざまな財産や健康に被害を与える厄介な動物です。具体例を挙げるなら以下の被害が考えられます。
【ハツカネズミの被害例】
・食べ物や家具などをかじる
・体に付いた病原菌をまき散らす
・排泄物による汚染
このように、ハツカネズミが家に住みつくことでご自身の財産の価値を落としてしまうのです。さらに高い繁殖能力により数が増えていくと、被害がより深刻化することもあるでしょう。
そうならないためにも、積極的な駆除が大切です。もしハツカネズミの数が多くて困っているなら、自力ではなく業者依頼がおすすめ。業者であれば効率的にハツカネズミの駆除ができます。
また、ハツカネズミ駆除の業者探しにお困りであれば、ぜひ弊社にご相談ください。弊社のサービスを利用することによって、ハツカネズミの駆除が得意な業者に依頼することが可能です。
効果的にハツカネズミを駆除する方法
ハリネズミを駆除するには、市販で販売されているグッズを使用するのもよいでしょう。ここでは、ハツカネズミ駆除のグッズの特徴や使用時のポイントについて解説します。
殺鼠剤(毒エサ)をまく
ネズミにとって毒となる成分が入ったエサを置き、食べさせることで駆除するのが殺鼠剤です。殺鼠剤の成分にはワルファリンやジフェチアロールなどの遅効性の毒が使われることが多く、食べて時間がたってから死んでしまいます。そのため、死骸をほとんど見ることなくハツカネズミを駆除できるでしょう。
ただし、ネズミのなかには警戒心が強い個体もいるので、なるべく食べてもらう工夫が大切。たとえば、殺鼠剤に毒のない普通の食べ物を混ぜておくと、ネズミの警戒心を解きやすいです。
また、殺鼠剤は子どもやペットが誤って食べてしまわないように注意しなければなりません。万が一食べてしまった場合、すぐに病院で診てもらうようにしてください。
ネズミ捕りを仕掛ける
エサを置いてネズミを誘導して罠を作動させて捕獲するのがネズミ捕りです。ネズミ捕りといえば、板の上にバネのついたものを想像するかもしれませんが、そちらよりも効果的に駆除ができる「粘着シート式」のネズミ捕りをおすすめします。
粘着シート式は強力な粘着剤でネズミを捕らえるため、一度かかってしまえば逃げられにくいからです。さらに、捕獲したネズミごとシートを畳んで処分することもできます。ネズミは基本的に部屋の隅をつたって移動する習性があるため、ネズミが通りやすい部屋の端に置いておくとハツカネズミの駆除が成功しやすいでしょう。
忌避効果のあるグッズを使う
ネズミが苦手とする超音波やにおいを発するグッズを使って追い出す方法もあります。殺鼠剤やネズミ捕りとは違ってエサを置く必要がなく、自分がトラップに引っ掛かることもないので、安心して使うことができるグッズです。
ただしペットを飼っている場合、その超音波やにおいによってペットがストレスを感じてしまう可能性もあります。そのため、購入する前にペットがいる家庭で使用しても問題ないものか確認するようにしてください。
それでも駆除できないなら業者に相談
ハツカネズミは好奇心が強いため、警戒心の強いクマネズミほど駆除が難しいわけではないものの、繁殖が早いのでなかなか根絶できないこともあるでしょう。そんなときは、自力で解決しようとせずネズミ駆除業者に相談するのがおすすめです。駆除業者であれば、さまざまな手段を用いてハツカネズミの駆除に力を尽くしてくれます。
また、業者に依頼するのであれば、ハツカネズミの駆除実績が豊富な業者に依頼するのが安心でしょう。ちなみに弊社には、全国214社以上(2020年11月5日時点)の加盟店がいますので、ハツカネズミの駆除が得意な業者に依頼することが可能です。さらに、現地調査や見積りも基本的に無料なので、お気軽にご相談ください。
ハツカネズミ駆除後の予防を徹底しよう
うまくハツカネズミを駆除できたら、それで終わらせることなく今後の予防をしておきましょう。なぜなら、一度ハツカネズミが住みついたということは、ネズミが難なく入れる侵入経路があるということでもあり、予防なしでは被害再発の可能性が高いからです。ハツカネズミをこれ以上見たくないという方は、この章の内容を参考にしてみてください。
侵入経路をふさぐ
たとえば換気扇や通気口などといった通り道や、外壁のヒビや戸袋の隙間など、あらゆる隙間からネズミは侵入してきます。とくに体の小さなハツカネズミは、わずか1cm程度の隙間でさえ侵入が可能なので、油断せずに徹底的に侵入口をふさぐことが大切です。
また、侵入経路をふさぐには、防鼠バリケードや金網のついたフィルターが有効です。そのほかにも、ひび割れなどの隙間があれば、補修テープなどでふさいでおきましょう。
食べくずなどは掃除する
ハツカネズミは生きるために多くのエサを必要とするため、食べるものが多く置いてある家に住みつきやすいです。そのため、できるだけネズミの手が届く範囲に食べ物を置かないようにしましょう。
さらに、食品だけでなく飲食をする際に落ちた食べくずもハツカネズミにとっては貴重な食料となります。定期的な床掃除もして、ハツカネズミが住みつかないような環境作りをしてみてください。
また、業者依頼であれば侵入経路対策やエサとなるゴミの清掃などもしてもらえることもあるので、自力で予防をする手間をある程度カットすることができます。もちろん、弊社でもご希望であればハツカネズミ駆除後の予防をすることも可能です。ハツカネズミ被害にお困りであれば、ぜひ弊社へご相談ください。
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