ねずみの侵入防止対策は侵入経路を知ることから!対策グッズをご紹介
ねずみの侵入防止対策をするときは、ねずみの侵入口を知ることから始めましょう。ねずみの侵入防止対策では、侵入口を徹底的に塞いで、わずかなすき間も残さないことが重要です。そのためにはねずみの侵入口を把握し、その場所に合った対策グッズを適切に使う必要があります。
当記事ではねずみの侵入口になりやすい場所と、場所ごとのおすすめ対策グッズをご紹介します。ぜひ参考にしていただき、ねずみ被害の予防にお役立てください。
目次
ねずみの侵入経路を知って対策に生かそう
ねずみは室内につながるすき間から家に侵入します。以下のような場所のすき間やヒビ、穴は「【場所別】ねずみの侵入防止対策グッズと使い方」 でご紹介する方法で対策しましょう。
- 屋根のすき間
- 雨戸の戸袋
- エアコンのホースの導入部
- 換気扇
- 壁のヒビやすき間
- 通風口
- 2階の窓
- 配電盤
- 配管の導入部
とくに重点的に対策したい場所
ご紹介した場所すべてに対策をするのが理想的ですが、それが難しい場合は、人の生活エリアにつながっていたり接していたりする場所を重点的に対策しましょう。たとえば以下のような場所があります。
・配管やエアコンの排水ホースの導入部
エアコンの排水ホースや水まわりの配管を引き込むときに開けた穴の、ほんのわずかなすき間からねずみが侵入することがあります。
・配電盤まわり
電気の配線を引き込んでいる壁の穴のわずかなすき間からも、ねずみが侵入することがあります。ねずみが内部の配線をかじると停電や漏電による火事が発生することもあるので、しっかりと対策しておきましょう。
【場所別】ねずみの侵入防止対策グッズと使い方
ここからは場所別に、おすすめのねずみの侵入防止対策グッズとその使い方をご紹介します。
防鼠パテ:すき間やヒビに!
防鼠(ぼうそ)パテはねずみが嫌うトウガラシの成分を含んでおり、忌避効果があります。使い方は、適量をちぎってヒビやすき間に埋め込むだけです。ただしトウガラシ成分は皮膚への刺激が強いので、素手で触らず、手袋を着用して作業しましょう。
防鼠金網:通風口や換気扇に!
防鼠金網は通気を遮断しないので、通風口や換気扇といった場所におすすめです。自由に加工することができるので、丸めてすき間に埋め込んだり、広げて貼ったりと、場所に応じて使い分けるとよいでしょう。広げて貼る場合は2~3重に重ねて使用すると効果的です。
防鼠テープ:配管や配線に!
防鼠テープもねずみが嫌うトウガラシの成分を含んでおり、忌避効果があります。使い方は、配管や配線にぐるぐると巻き付けておくだけです。防鼠テープを使用する場合も、素手で触らず、手袋を着用して作業しましょう。
ねずみ対策を徹底するなら業者に依頼しよう
ねずみの侵入経路には、屋根のすき間や壁のヒビ、床下通風口など、自力で施工するのが大変な場所もあります。このような場所も含めて、家中の侵入経路を徹底的に対策するなら、ねずみ駆除業者に依頼するのがおすすめです。依頼をご検討のさいは、ねずみ駆除業者をご紹介している弊社にお電話ください。
ねずみを寄せ付けない環境をつくることも大切
ねずみの被害を防ぐためには、ねずみの侵入防止対策だけでなく、普段からねずみを寄せ付けない環境にしておくことも大切です。そのポイントは3つあります。
・ねずみのエサになる食べ物をなくす
ねずみが人家に侵入する理由のひとつは、エサが豊富にあることです。とくにねずみが好む穀類や野菜、果物などは、しっかりと冷蔵庫にしまいましょう。食べかけのお菓子やペットフードの食べ残しもこまめに片付けるようにしてください。
・ねずみに巣作りの材料を与えない
ねずみが人家に侵入する理由として、巣の材料になるものが豊富にあるということも挙げられます。とくに放置されている段ボールや新聞紙は狙われやすいので、早めに処分しましょう。
・ねずみが身を隠せる場所をなくす
物陰のような場所は外敵から身を隠せるので、ねずみにとっては安心できる環境です。そのような場所がたくさんあると、ねずみが住みつきやすくなります。部屋を整理整頓して、できるだけ物陰をつくらない環境を目指しましょう。
ねずみ用忌避剤を併用すると効果的
ねずみ用忌避剤を使うことも、ねずみを寄せ付けない環境にするためには大切なことです。ねずみ用忌避剤はおもに以下の3タイプがあるので、簡単にご紹介します。ぜひ参考にしてください。
・スプレータイプ
直接スプレーして忌避剤を散布しておくことで、その場所にねずみが近づいてきにくくなります。ピンポイントに対策したい場合にもおすすめです。ただし効果の持続時間があまり長くないので、こまめにスプレーし直す必要があります。
・設置タイプ
ねずみが嫌うにおいを含んだゲルを設置することで、ねずみを寄せ付けません。スプレーを使いづらい水まわりにもおすすめです。スプレータイプより効果は長く続きますが、永久的ではないため、定期的に取り換える必要があります。
・くん煙タイプ
忌避効果のある煙を充満させてねずみを追い出します。広い範囲をいちどに対策したい場合や、狭いすき間まで行きわたらせたい場合におすすめです。くん煙タイプを使うときは、煙による誤作動や故障を防ぐために、報知器や電子機器にカバーをかけておきましょう。
ただしどの忌避剤もその効果はあまり長くなく、定期的に散布(設置)し直す必要があります。またどれだけ環境的な対策を徹底しても、ほんのわずかなすき間からねずみは侵入してくるので、確実にねずみを防ぐというのは難しいでしょう。
このようなことから、ねずみ対策を徹底したい方は業者に相談することをおすすめします。そのさいの業者探しは弊社にお任せください。弊社加盟店の中から、お客様のご希望に沿ったねずみ駆除業者をご紹介いたします。
【記載内容はコンテンツ作成時の情報です】
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