ねずみがいるか確かめる方法とは?侵入しやすい場所なども解説!
ご自宅にねずみがいるか確かめる方法に、ラットサインを見つけるというものがあります。ラットサインとはねずみが通ったという痕跡のことで、ねずみの姿を見かけていなくても発生していることがわかるのです。当記事では、ねずみの発生しているサインや対策方法などについて解説していきます。
ねずみが発生しているサイン
ねずみが発生しているサインには足音が聞こえたり、柱をかじる音がしたりといったことがあります。そのほかにもねずみがいるか確かめる方法がありますので確認していきましょう。
ラットサインがないかチェック
ラットサインはねずみが通った跡なので、見つけることで侵入経路を特定したり対策すべき箇所を絞り込んだりすることができるのです。そんなラットサインの特徴について解説していきます。
1.黒光りしている
ねずみが通ったあとは油や汚れがつくので黒光りしています。また、ねずみは壁に沿って移動することが多いので、壁や天井に黒い汚れがないかチェックしてみましょう。
2.糞や尿
ねずみは糞や尿をしながら移動をする習性があり、さまざまな場所に糞をばらまきます。ねずみの糞は大きさが10mm前後で茶色っぽいのが特徴です。家のなかでそのような糞や尿が散らばっている場所があれば、ねずみが発生している可能性が高いといえます。
また、ねずみの糞は種類によっても若干大きさや特徴などが異なるので、どのねずみがいるか見分けることも可能です。
クマネズミ | ドブネズミ | ハツカネズミ | |
大きさ | 6mm~10mm | 10mm~20mm | 4mm~7mm |
色 | 茶色や灰色 | こげ茶や灰色 | 茶色 |
落ちている場所 | 屋根裏や換気扇 など | 水回りや配管付近 など | 物置や倉庫 など |
ねずみの糞にはさまざまな病原菌が含まれています。そのため、糞を見つけてもけっして素手では触らないように気を付けてください。自分で掃除するときは、必ずゴム手袋やマスクを付けてからおこないましょう。
3.かじられた跡
ねずみは食品のほかにも、家のなかのあらゆるものをかじります。なぜならねずみは一生前歯が伸び続けるため、固いものをかじって歯を削る必要があるからです。電気コードや家具などをかじった跡があれば、ねずみが発生している可能性があります。
ねずみの侵入経路になりやすい場所をチェック
ねずみがいるか確かめるために、侵入経路になりやすい場所も確認していきましょう。以下のような場所にラットサインがあればねずみが侵入している可能性が高いといえます。ねずみはわずか1~2cmのすきまがあれば侵入することが可能です。
- 壁のひび割れや穴
- 換気扇
- 排水管
- 通気口
自分でねずみがいるか確かめるのが難しいときは、業者に依頼をして調査や駆除をしてもらうのがおすすめです。業者に相談すれば、家のなかのあらゆる場所を調査し、効果的に駆除や予防もおこなってもらえます。弊社では、ねずみ駆除に対応した業者の手配をおこなっております。ねずみの調査や駆除でお困りの際は弊社までお気軽にご相談ください。
ラットサインが見つかったら対策をおこなおう
ラットサインがあったときに、自分でねずみを駆除できる方法について解説していきます。ねずみの被害を放置すると健康被害や精神的なストレスにつながるので、早めに対策をおこないましょう。
忌避剤
忌避剤は、ねずみの嫌いなにおいを使ってねずみを追い出す薬剤です。くん煙タイプやスプレータイプ、設置タイプがあります。忌避剤はねずみの侵入を防ぐ効果はありますが、駆除することはできません。また、ねずみがにおいに慣れてしまうと効果があまりないといったこともあります。忌避剤は、ねずみを駆除したあとの侵入防止をしたいときに使いましょう。
粘着シート
粘着シートは、強力な粘着力によってねずみを捕獲することができる駆除グッズです。1つあたりの価格も安く手に入りやすいというメリットがあります。粘着シートは複数枚設置したほうが捕まる確率が高くなります。また、ラットサインのある場所に置くとより効果的です。
一方、シートに捕まったねずみの死骸を処理しなければいけないというデメリットがあります。捕獲したときにもしもまだ生きていれば、自分で殺処分もしなければいけません。そういった作業に抵抗がない場合はこちらを選ぶとよいでしょう。
殺鼠剤
殺鼠剤(さっそざい)は、ねずみを駆除するための毒エサです。形は固形と粉状のタイプがあり、固形タイプはそのまま置いて使うことができます。また粉状タイプはねずみの好むエサに殺鼠剤を混ぜて食べさせて使うことが可能です。殺鼠剤の毒には2種類あり、それぞれ特徴が異なるので確認していきましょう。
・急性毒タイプ
毒性が強く効き目が早いので、数時間で死に至ります。毒性が強いので、体が大きくて毒が効きにくいドブネズミにも効果が出やすいといわれています。しかし、毒性が強いので警戒されてねずみがなかなか食べないといったデメリットがあるのです。
・蓄積毒タイプ
毒性は弱いので、何度か食べさせることで効果があらわれます。急性毒タイプに比べて効果は徐々にあらわれるのでねずみの食いつきはよいです。しかし駆除するまでに時間がかかってしまうといったデメリットがあります。
殺鼠剤は、お子様やペットが誤飲すると危険です。心配な場合は毒性が比較的弱い蓄積毒タイプを選ぶか、置き場所に注意しましょう。
また、やはりねずみの死骸を処理しなければいけません。とくに殺鼠剤の場合、ねずみはどこで死ぬかわからないということに注意が必要です。もしも気づかない場所や手の届かない場所で死んでいた場合、その死骸が腐敗して悪臭を放ったり、害虫の発生原因になったりするおそれがあります。
自分で駆除するのが難しいときは業者に相談しよう
ねずみは繁殖力が高いのであっという間に数が増えてしまいます。そのため、市販の駆除グッズでは間に合わないことがあります。また、最近では市販の殺鼠剤に耐性をもったスーパーラットもあらわれ素人では駆除するのが困難なケースがあるのです。
また、駆除後の死骸や糞の処理も大変です。たくさんの病原菌をもっているねずみを安全に処理するには、マスクや手袋を着用のうえ、家の隅々まで消毒をする必要があります。
そういった自分で駆除するのが難しい場合は業者に相談してみてはいかがでしょうか。弊社ではねずみ駆除業者のご紹介をおこなっております。業者選びに迷った際はお気軽にご相談ください。
ねずみの被害を予防する方法
ねずみの駆除をしたあとは、またねずみが発生しないように予防することが大切です。日ごろから意識的にねずみが住みにくい環境を作っていきましょう。この章では、ねずみの被害を予防する方法について解説していきます。
住み着きにくい環境にする
食べ物はガラスの密閉容器に入れたり冷蔵庫にしまっておいたりするなどして、出しっぱなしにしないようにしましょう。また、生ゴミはふたつきのゴミ箱に捨てて、エサとなるものをなくしていきます。こまめに掃除をおこない、ねずみが住み着きにくい環境にしていくことが大切です。
巣を作らせない
ねずみは新聞紙、段ボール、ティッシュペーパーなどを使って巣を作ります。そのため巣の材料になるものは放置せずに処分しておきましょう。
侵入口になる場所を塞ぐ
ねずみの駆除をおこなっても、侵入口を塞がなければまたねずみが入ってきてしまいます。換気扇や通気口は金網で塞ぎ、壁のひび割れなどは防鼠パテで塞いでおきましょう。しかしねずみの侵入経路は家のあらゆるところにあるため、そのすべてを自分で特定して塞ぐという作業は難しいです。
業者に依頼をすれば、ねずみの駆除はもちろん侵入口を塞ぐ作業もおこなってもらえます。弊社ではねずみ駆除業者をご紹介するサービスをおこなっております。24時間365日コールセンターまたはメールでご相談を受け付けておりますので、お客様のご都合のよいときにご連絡ください。
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