ねずみが自然にいなくなるのを待つよりも駆除しよう!対処法をご紹介
ねずみ被害についてお悩みであれば、ねずみが自然にいなくなるのを待つよりも、グッズなどの手段で対策をして、積極的にねずみ駆除をしていくほうがよいでしょう。
確かに、放置することでねずみが自然にいなくなるケースもあります。しかし、ねずみが住みつくことで天井裏などが汚染されてしまうため、ご自身の財産や身の安全を守りたいなら対策が必要なのです。
ここでは、ねずみが自然にいなくなるケースや対策方法について解説。参考にしてみて、ねずみが定着しないように対策をほどこしていきましょう。
目次
ねずみが自然にいなくなるケースとは
ねずみは冬を越したり繁殖したりするなどの目的で、安全で温度の安定している天井裏や床下などに住みつくことがあります。しかし、条件によってはそこにいたねずみが自然にいなくなるケースもあるのです。ここではねずみが自然にいなくなる条件について解説。駆除方法にも関わってくるので、覚えておくとよいでしょう。
食べ物が少なくなった
ねずみといえば、食べ物をなんでも食い荒らす害獣というイメージをもつ方も多いのではないでしょうか。それは確かにその通りで、1日に自分の体重の3分の1も食べ物を食べて生きながらえています。ここまでの食事を必要とするのは、ねずみはエネルギー消費の激しい動物であるため、たくさん食べないとエネルギーが不足して死んでしまうからです。
そのためエサとなる食べ物が少ない、食べ物が手に入りにくい状況になった場合、家にいたねずみが自然にいなくなることがあります。
やってきたねずみが定着しなかった
ねずみは安全でエサに困らない場所を求めて住処を探しています。その過程で一時的に、家の屋根裏などにとどまることもあるでしょう。しかし、ねずみにとって最適な環境でない場合はしばらくして自分から出ていくこともあります。万が一ねずみに侵入されても、対策を徹底しておけば被害を最小限に抑えることもできるのです。
ねずみの天敵が住みついた
ねずみは自然界では食物連鎖の下層に位置する動物であるため、天敵が多いです。たとえばヘビ・ネコ・イヌ・イタチなど。体の大きい肉食動物は基本的に天敵なので、天敵が近くにいると、においで察して逃げ出す場合もあるでしょう。
また、意外なところでハムスターなどのねずみと同じげっ歯類の仲間も、屋根裏などに住み着くねずみにとっては天敵となります。ねずみは縄張り意識が強い種類が多いため、ハムスターなどのにおいを別のねずみの縄張りと認識して避けることがあるのです。
放置すればねずみは自然にいなくなるのか
ここまでご紹介した通り、条件次第でねずみは自然にいなくなることがあります。だからといって放置すればそれで問題ないのかといえば、そうではありません。ここでは、ねずみの問題を放置で解決しようとすることによるリスクについてご紹介します。
寿命を待つのは得策ではない
ねずみの寿命は種類によってばらつきがありますが、大体は1~3年程度と動物にしては短いほうです。さらに、天敵に襲われたり食べ物にありつけなかったりすることも考えると、寿命をまっとうせず死んでしまう個体も多いでしょう。
しかしその寿命と引き換えに、ねずみは脅威ともいえる高い繁殖能力をもっています。繁殖が可能となる成獣となる年齢が「生後1~3ヵ月」ととても早く、年に1匹が30匹以上も子どもを産む種類も多いのです。このことを考えると、寿命でねずみが自然にいなくなるのを待っているうちに繁殖が進み、より状況が悪化してしまうリスクが高いといえます。
フンや死骸で汚染されるので注意
ねずみが自然にいなくなるのを待っている間、ねずみは早いスピードで食べ物を食い荒らし、そしてフンや尿といった排泄物で屋根裏などを汚染してしまいます。さらに短命かつ天敵も多いので、家のなかで死んでしまうねずみも多いでしょう。
自然のなかであれば微生物などの分解者によって処理をされますが、家のなかの死骸や排泄物は長い間残ります。そうなると、これらのにおいによってほかの害獣や害虫が寄ってくる二次被害が起こる可能性があるのです。このように、ねずみを放置すると被害が深刻化しやすいので、業者依頼などでなるべく早めに対処することをおすすめします。
もし、今すぐにでもねずみ駆除をしたいならぜひ弊社にご連絡ください。弊社では、迅速な対応が可能なねずみ駆除業者を紹介するサービスをおこなっております。お問い合わせ・現地調査・見積りともに基本無料でおこなえるため、お気軽にご相談いただけます。
ねずみが自然にいなくなるための対策
ここからは、効果的にねずみを駆除する方法について詳しく解説していきます。参考にしてねずみ対策をしてみてください。
ねずみの食べ物を置かない
ねずみは雑食性のため、トウガラシなどの一部苦手なもの以外はなんでも食べてしまいます。人間の食べ物だけでなくゴキブリなどの昆虫も食べるので、害虫対策とあわせてとにかくねずみに食べ物をかじらせないように保管することが大切です。
余った料理などはできるだけ冷蔵庫のなかにしまっておきましょう。なお、対策として食べ物をラップやプラスチック袋に入れるだけでは不十分です。ねずみの歯はするどいので、プラスチック程度の硬いものならかみちぎってしまいます。食べ物対策をきっちりおこなえば、ねずみが自然にいなくなる確率を上げられるでしょう。
駆除グッズを使用する
ねずみを駆除する方法として、ねずみ用の駆除グッズを使用するのが一般的です。ねずみが自然にいなくなるような家にするために、以下のグッズをいくつか併用してみましょう。
【ねずみ駆除グッズ一覧】
・殺鼠剤(毒入りのエサ)
・粘着シート
・くん煙剤
・忌避剤
・超音波器
・捕獲器
このなかでいえば、粘着シートやくん煙剤を使用するのがおすすめ。粘着シートは一度引っかかれば逃げられにくいですし、捕らえたねずみや死がいはシートをたたんで処分が可能です。くん煙剤はその空間全体に煙を充満させられるので、物陰に隠れたねずみにも効果を発揮しやすいでしょう。
天敵となるペットを飼う
ねずみの天敵であるネコやイヌといった肉食動物やヘビなどを飼うことで、ねずみが警戒するためねずみが自然にいなくなる確率を上げられます。さらにねずみはハムスターなどのげっ歯類も苦手としているため、ネコなどはハードルが高いという方はそちらでもよいかもしれません。
ただし、生き物を飼う以上はそのペットに対する十分な知識をもって適切な飼い方ができるように心がけるようにしてください。もちろん、前からペットを飼いたいと思っていた方であれば飼育に踏み切るのもよいでしょう。
しかし、ねずみ対策目的のみの理由で動物を飼うのは、飼育の手間や費用などの理由で後悔してしまう可能性があるので、より慎重に検討することが大切です。
ねずみ駆除業者に依頼する
手っ取り早くねずみを駆除したいという場合は、ねずみ駆除業者に依頼して本格的にねずみを駆除してもらうことをおすすめします。ねずみ駆除業者であれば、効果的なねずみ駆除トラップの配置やくん煙剤での処理ができます。
さらに溜まった死骸や排泄物の清掃、侵入口の封鎖まで、駆除以外のこともおこなってくれます。このように、ご自身が衛生面や感染リスクを負わずにねずみを駆除・予防できるのが、業者依頼の大きなメリットといえるでしょう。もちろん出費はかかりますが、健康面のリスク考えるとお金を払ってでも作業をしてもらうほうがよいといえます。
弊社のサービスをご利用いただければ、ねずみ駆除の知識や経験が豊富な加盟店スタッフに駆除の依頼が可能です。また、効果的なねずみ駆除をおこなう下準備である現地調査費用は基本的に無料となっているため、お困りの際はぜひ弊社に一度ご連絡ください。
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